インバウンドニュース
★古墳で有名な宮崎県新富町 日本遺産のロケツーリズムでインバウンド増加を目指す
2018.10.23
宮崎県新富町の地域商社である一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)は、訪日外国人観光客の増加を見据えた観光・産業振興策として、ロケツーリズムをスタートさせた。
新富町は温暖な気候や宮崎市へのアクセスといった環境面に恵まれているが、観光資源には乏しいとされてきた。一方、大小合わせて約200基以上の古墳を有する日本遺産「新田原(にゅうたばる)古墳群」で有名で、ほかにも 「湖水ヶ池(こみずがいけ)」 「富田浜(とんだはま)」 「新田神楽(にゅうたかぐら)」 「座論梅(ざろんばい)」といったロケーションを有している。
具体的には、こゆ財団が以下のような支援をおこなう。
・財団運営のWebサイト「koyu media」にて、ロケツーリズム活用が期待できるロケーションを記事として公開。映像・メディアなどのクリエイティブ関連事業者によるロケハンや撮影など、プロジェクトの遂行を支援。
・ロケーションの事前リサーチから交通・宿泊の手配、放映・公開後の広報支援といったアフターフォローまですべての工程を支援。現地をよく知るスタッフの撮影アテンド、地域とのコーディネート、地域行政とのスムーズな橋渡しをサポート
ロケツーリズムにより観光地化・公園化されていない古代の風景を「あるがまま」に生かして、地域に根ざした風景・文化・伝統から持続的な経済効果を生むモデルの確立を目指す。
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