インバウンドニュース

★豊岡市・城崎温泉の外国人宿泊者数、2017年上半期も堅調な伸び

2017.08.16

印刷用ページを表示する


城崎温泉を擁する兵庫県豊岡市が、2017年上半期(1〜6月)の外国人宿泊者数を発表、前年同期より12.7%多い25,446人となった。同時期の全国平均の8.1%を上回る伸びを見せている。

城崎地域の外国人宿泊者の内訳は、1位の中国が5145人で前年同期比6.6%と減ったが、台湾3108人(同32.5%増)、香港3048人(同27%増)と増え、特にタイはプロモーションが奏功し、2372人で85.5%の伸びだった。また、市がインバウンドに取り組み始めた当初からターゲットにしていた欧米豪からの宿泊者が増加、欧州3764人(同比21.9%増)、北米1996人(同19.1%増)、豪州1220人(11.8%増)となり、全国的にもシェアを伸ばした。

城崎温泉では早くから英語のウェブサイトからも宿の予約を可能にするなど、インバウンド施策に取り組み、今では浴衣姿の外国人が外湯めぐりをする姿も珍しくなくなっている。

市としては引き続き、個人旅行者をメインターゲットに、欧州の旅行博出展やプロモーション動画の作成、 またシンガポール、タイ、台湾からの誘客促進を図り、また市内延泊へと導くために、城崎以外の地域への誘客促進を図るとしている。

(やまとごころ編集部)

詳細:

豊岡市プレスリリース

 

関連インバウンドニュース