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★百貨店売上速報、9月は大手5社が前年プラス。秋物と免税が好調

2017.10.03

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10月2日、百貨店大手5社が2017年9月の売上速報を発表した。前年よりも気温が下がったことで各社とも秋物の衣料品の動きがよく、訪日客による免税売上も好調だったことで、全社が前年同月比を上回った。

高島屋は前年同月比8.3%増で、2ヶ月連続で前年実績を上回った。ジャケットやセーターなどの秋物の動きが良く、高額品とインバウンドが伸長。免税売上は62.5%増となった。

大丸松坂屋百貨店は7%増で7ヶ月連続のプラス。秋物の動きに加え、美術宝飾品が大きく売上を伸ばし、化粧品、ラグジュアリーブランドも好調を維持。また、免税売上高は109%増(客数66%増、客単価26%増)となった。

三越伊勢丹は5.4%増で、国内百貨店の既存店売上は2か月連続、首都圏三越伊勢丹の既存店売上は4ヶ月連続でプラスとなった。インバウンドも好調で、基幹3店(新宿・日本橋・銀座)が売上を牽引した。

阪急阪神百貨店も9.4%増と、非常に好調だ。インバウンドは化粧品中心の消耗品や、ジュエリー・時計などの一般品の動きがよく、免税売上高は約2倍。そのほか、そごう・西武は3.5%増だった。

(やまとごころ編集部)

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