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★中国最大のOTA Ctrip、スマホアプリ内で買い物、宿泊先で受け取りが可能に
2017.10.24
中国最大のオンライン旅行会社「Ctrip」は、訪日外国人向けショッピングアプリ「J-GO」を展開するビューティーワークス・ジャパンと、買い物サービスに関する業務提携契約を結んだ。
2016年度の訪日旅行客は2000万人を超え、日本政府が掲げる「2020年までに訪日旅行客4000万人」の目標が現実味を帯びてくる中、その目標達成のカギとなってくるのが訪日客の25%を占める中国人旅行客だ。
今回の提携により、Ctripは、訪日中国人が日本へ渡航する前に化粧品や土産品、チケットといった商品を購入・決済できるJ-GOの仕組みをアプリ内に構築することで、Ctripの日本旅行客が購入商品を宿泊先でピックアップできるようになる。訪日中国人が、買い物の手間を省くことができるようになると同時に、J-GOはCtripと提携することで、訪日中国人200万人以上へのアプローチが可能になる。
訪日旅行中の買い物ストレスを大幅に緩和することで、今後、訪日中国人にどのような影響が及ぶのか、気になるところだ。
(やまとごころ編集部)
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