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★台湾人の訪日旅行先、検索上昇率ランキングで岡山が1位!

2017.11.20

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旅行検索サイトスカイスキャナーは、2015年から2017年にかけて、台湾の利用者による検索回数が最も上昇した日本の旅行先トップ10を発表し、岡山が1位、仙台が2位という結果になった。これらトップ2の検索数は、10倍位以上に急上昇したという。次いで、函館、石垣島、名古屋、熊本となり、函館と石垣島は検索数が約8倍上昇している。

同サイトは、これまで台湾の観光客が比較的少なかった旅行先が検索されるようになってきていることを指摘。検索数では、人気のある東京、大阪、沖縄には及ばないものの、より「深い旅」が日本旅行の新たなトレンドになってきていると分析している。また、岡山が1位となった理由には、瀬戸内国際芸術祭などの影響で香川と並んで人気が上昇しており、京都や広島など人気の各都市からの交通の便の良さも挙げられている。

県によると、2016年の1年間に岡山県内で宿泊した外国人旅行者のうち、国・地域別では台湾が約6万人で1位。15年の約3万9千人からの増加率は54%近くにのぼる。また、岡山—台北線も増便を重ねており、12月からは週6便になるという。

一方、台湾の交通部観光局の統計によると、2016年に日本を訪れた台湾人は429万5,240人で、全体の出国者数の29.4%を占めた。同年に海外へ渡航した台湾人のうち、約3人に1人が日本を訪れた計算になる。

(やまとごころ編集部)

出典:

産経ニュース

 

 

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