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訪日客が最も検索している観光地はどこ? 「2018ナビタイム スポット検索ランキング」発表

2018.12.27

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目的地までのナビゲーションサービスを提供する株式会社ナビタイムジャパンは、2018年に目的地として検索されたスポットをなどをもとに集計した結果を「2018ナビタイム スポット検索ランキング」として発表した。

ランキングは、日本人の動向に関しては、目的地検索スポットの総合ランキングトップ100に加え、季節別、時間別、交通手段別の人気スポットトップ20を発表しているが、訪日外国人の目的地検索スポット総合ランキングトップ20も発表している。

日本人の「目的地検索スポット」の総合ランキングは、1位が千葉県「東京ディズニーランド」、2位は三重県「伊勢神宮内宮」、3位が千葉県「幕張メッセ」となった。また、外国人に人気と認識されているスポットも、昨年と比較して大きく順位をあげた。京都府「伏見稲荷神社」は61位から29位に、宮崎県「高千穂峡」は52位から21位に、山梨・静岡県「富士山」は70位から46位など。訪日外国人観光客への人気の高まりが、日本人にも影響を与えていることがわかった。

「外国人観光客に人気のスポットトップ20」で1位になったのは、昨年の4位から順位を上げた大阪府の「大阪城天守閣」だった。大阪城は、3年連続で年間来館者数を更新しており、城を背景に日本らしい写真を撮ることができたり、博物館で日本の歴史を学べることなどが、人気の要因とみている。2位は東京都の「東京タワー」で、世界中で人気のアニメ「ONE PIECE」の常設アトラクションも人気のコンテンツだ。3位は京都府「鹿苑寺(金閣寺)」で、金色の建物に特徴的な美しさを感じ、フォトスポットとしても注目を集めている。

(やまとごころ編集部)

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