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京都市オーバーツーリズム対策へ着手、訪日客の分散に向けて伏見・大原などの周辺観光地の体験メニュー充実

2019.01.08

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京都市と京都市観光協会はこのほど、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(Visa)や、株式会社ボヤジン(Voyagin)と連携し、伏見や大原など隠れた観光スポットにおける体験型メニューの開発と販売を開始した。有名観光地に観光客が集中するオーバーツーリズムが課題となっている京都において、混雑緩和策の一環として実施される。

「Visit Japan with Visa」のキャンペーンサイト内の「KYOTO x Voyagin」のコーナーで、伏見や大原、高尾、山科エリアなど郊外の体験メニューを紹介しており、その場で予約・決済まで可能。さらにVisaカードで決済すると5%割引が適応される。

掲載されている体験メニューはVisa、Voyaginと京都市観光協会が連携して開発。具体的には伏見の酒蔵見学と日本酒試飲体験ができるメニューや、大原の寺院巡りと写経体験など日本文化に触れたり、地域の人との交流を楽しめる体験型メニューとなっている。

この取組は「とっておきの京都~定番のその先へ~」プロジェクトの一環としても実施しており、目印として該当する体験メニューにはとっておき京都の統一ロゴが付されている。

京都市観光協会では今後も引き続き、Visaとの協力体制を強化し,新たな体験型メニューの開発や、外国人観光客への情報発信に取り組み、外国人観光客があまり訪れていない地域への周遊に繋げていく考えだ。

(やまとごころ編集部)

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