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2018年百貨店売上高2年ぶりマイナスも、免税品売上高は25.8%増の3,396億円で過去最高

2019.01.28

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日本百貨店協会は23日、2018年の全国百貨店売上高が5兆8870億円となり、既存店ベースで前年比0.8%減と2年ぶりのマイナスになったことを発表した。西日本豪雨や台風21号、北海道地震など下半期に相次いだ自然災害が影響したとみられるが、インバウンド需要は好調で、免税品売上高は25.8%増の3,396億円と過去最高を更新した。

同時に発表された12月の全国百貨店売上高は6,805億円で、前年同月比0.7%減と2カ月連続のマイナスとなった。月の前半は気温が高かったことからコートなどの防寒アイテムが苦戦し、前年実績にはわずかに届かなかった。

12月のインバウンドによる売上高は8.4%増の302億2,000万円で、25カ月連続のプラスとなった。消耗品は化粧品が好調だったほか、クリスマスシーズンということもあり、ハイエンドブランドや高級時計、美術工芸品等の高額品を購入するインバウンド客も散見された。

12月に外国人観光客に人気のあった商品は、以下の通り。
1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:食品
4位:婦人服飾雑貨
5位:婦人服・洋品

また、12月の免税手続きカウンターの来店国別順位は以下のようになった。
1位:中国本土
2位:香港
3位:韓国
4位:台湾
5位:シンガポール
6位:タイ
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

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