インバウンドニュース

観光産業の強化を目指し、DMOなど地域一体での人材採用や、労働環境改善などの取り組みを支援 

2019.03.01

印刷用ページを表示する


観光庁は、地域の観光産業の強化と発展を推進する優秀な人材を確保・育成するため、地域一体での人材の採用や労働環境改善などといった取り組みに対して、費用負担支援を行う。

同庁では、観光産業を国の重要な基幹産業として育てるために「観光産業をリードするトップレベルの経営人材」「観光産業の中核を担う人材」「即戦力となる地域の実践的な観光人材」という3層構造による人材育成・強化が必要と考えている。今回の事業では、そのうち「即戦力となる地域の実践的な観光人材」の強化に向けて、本事業への支援で地方での取組を応援する。

具体的には、人材採用のための取組として、地域としての採用PR、チラシやプロモーションビデオの作成、採用特設HPの作成といった各種ツール制作のほか、地域一体での就職説明会への参加や開催、人材呼び込みを目的とした旅館体験や就業体験プログラム、地域の魅力を伝えるためのセミナーなどが対象となる。

支援を受けることができるのは、旅館組合や観光協会、地域DMOなど、複数の旅館やホテルなどの宿泊施設が参加する団体で、宿泊施設単体は対象外となる。

採択するのは2〜3件程度を予定しており、募集期間は2月22日〜3月22日まで。事業の実施期間は、2020年3月20日まで。

詳細はこちら

(やまとごころ編集部)

編集部おすすめ関連記事:

観光庁、宿泊業における人材確保のためオンライン講座を開講

観光庁、社会人向け観光講座を全国10大学で開講 地域の観光産業活性化を目指す

関連インバウンドニュース