インバウンドニュース
インバウンド向け旅行体験情報サイト「Deep Experience Osaka」大阪観光局が発信開始、ディープなツアーも紹介
2019.05.31
大阪観光局は、大阪ならではの魅力的な体験やツアーを多言語で発信するインバウンド客向けウェブサイト「Deep Experience Osaka」を、5月21日より公開した。大阪府内の認知度の高い観光施設だけでなく、地元民しか知らないような「ディープな」体験も紹介し、大阪ならではの思い出づくりに貢献する内容などを提供する施設を募集中だ。
英語、繁体字、簡体字、韓国語、日本語の5カ国語に対応できるネイティブスタッフを揃え、訪日客に正確で自然な情報を届ける。ツアー例としては歌舞伎メイクで街へ繰り出したり舞踊体験ができるツアーや、通常は入ることのできないヤンマースタジアム長居のバックステージを体験するツアーなどがあり、文化、スポーツの他食を訴求するコンテンツなど多岐に渡ったエンターテイメント性のある体験を提供する。突然予定が空くこともある旅行客のために、すぐ予約できるプランや当日限定のお得なプランも用意する。
また今後は、体験予約だけでなく、宿泊予約も連携させ、行動パターンや予約アクションなど来阪外国人観光客の総合的なデータの分析から、着地型コンテンツの開発や観光マーケティングの充実に利用する。公式ホームページやSNS、海外プロモーション活動などでサイトの広報に務めるほか、全国初のOsaka Free Wi-Fiを活用した観光情報のプッシュ配信も始める。今後はチケット販売機能や口コミ機能を追加するなど、サイトコンテンツを強化していく考えだ。
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
関連インバウンドニュース
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.10.10
宿泊業界の「特定技能制度」活用状況を調査。外国人材採用は7割以上、最大の課題は言語の壁
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.08.28
富裕層旅行者のウェルネスへのニーズ調査、8割が日本の「Jウェルネス」へ期待。文化・精神的な体験への興味も
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与