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日本でのマナーや習慣に戸惑う中国人は約8割 —在日中国人女性に調査

2019.07.26

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日本最大級の在日中国人女性プラットフォーム「一般社団法人美ママ協会」の会員(以下、中国人)を対象とした日本のマナーや習慣に関する調査を株式会社オズマピーアールが行い、その結果を発表した。

調査結果によると、日本に住む中国人の60.7%が「初来日時に日本のマナーや習慣に戸惑った」と回答し、75.7%が初来日時に「日本のマナーや習慣について人に尋ねた」という。訪日中国人のマナーについては度々メディアでも取り上げられるが、訪日する側の中国人も日本のマナーや習慣を気にしており、身近な人に相談していることが明らかになった。

また、日本に住む中国人80.4%が、訪日を検討している知人や家族から、日本のマナーや習慣について質問されたことがあると回答。「日本のマナーや習慣について、地元から来る友人や家族から尋ねられたり、あなたご自身が困った・気になった経験があるものは」という質問に対しては、約半数を占める48.9%の人が「温泉・浴場に入るとき」と答えたという。このほかにも、「エスカレーターの立ち位置がわからない」や「飲食店での冷たい水に戸惑った」など、訪日時の様々なシーンでのマナーや習慣に高い関心を抱いているということがわかった。

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「中国の知人や家族から、日本の情報を聞かれたことはありますか?」という質問に対しては91.6%の人が「ある」と回答。訪日に興味のある中国の人々に日本の情報を知ってもらうためには、日本に住む中国人に情報を届けることも有効であることが判明した。

東京オリンピックまであと1年となった今、日本のマナーや習慣について知ってもらう機会の創出や情報の提供、そして中国人目線を取り入れたインバウド対策が急務となりそうだ。

(やまとごころ編集部)

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