インバウンドニュース
訪日中国人客の観光ビザ 団体・個人ともにオンライン申請導入へ。一部7月末より受付スタート
2019.08.01
外務省は7月29日、2020年4月より香港を除く7つの在中国日本国大使館において、訪日中国人観光ビザのオンラインでの申請受付を開始すると発表した。同時に電子ビザの導入も行う。
今回の取り組みは、外務省として「観光立国推進」の実現に向け、ビザ申請手続を簡素化して申請者の利便性の向上を図ると同時に、在外公館のビザ発給業務の効率化や、水際対策の強化の狙いがあるとされ、中国人の団体・個人観光一次ビザが対象となる。
これに先立ち、北京の日本大使館では、7月30日より、すべての旅行代理店からの団体観光一次ビザのオンライン申請受付を正式に開始する。また、その運用状況により、個人観光一次ビザ申請もオンラインで受け付ける予定だ。
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
訪日客数4000万人に向けて加速する取り組み、訪日中国人への個人観光ビザ緩和がもたらす変化
2018年ビザ発給数過去最高更新、中国・ベトナム・フィリピンで9割弱占める
関連インバウンドニュース
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与
2024.06.18
オーバーツーリズム対策で富士山五合目ゲート設置、登山者1人2000円徴収
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立