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北近畿エリアでインバウンド個人旅行者ターゲットに観光地周遊バス運行の実証実験、旅行会社やDMOが連携

2019.08.09

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近畿日本ツーリスト関西とクラブツーリズムは、インバウンド個人旅行者をメインターゲットに大阪・京都市内から二次交通に課題がある北近畿エリアを周遊する観光バスの常時運行を目指した実証実験を行い、周遊バスを通じた旅行商品を販売する。

この取組は、大阪や京都を起点に美山、伊根といった海山の豊かな自然や魅力ある観光地を周遊バスで結び、北近畿エリアの隅々まで誘客することを目指して、一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)、一般社団法人森の京都地域振興社(森の京都DMO)、一般社団法人豊岡観光イノベーション(豊岡DMO)と連携して行う。

周遊ルートは大阪・京都市内を起点に、北近畿エリアの代表的な観光地である「美山」「天橋立」「伊根」を観光しながら夕日ヶ浦温泉・城崎温泉を目的地とする往路ルートと、夕日ヶ浦温泉・城崎温泉を起点として、「出石」「舞鶴」「美山」を観光しながら京都・大阪市内を目的地とする復路ルートの2ルートで運行。インバウンド個人旅行客を中心に、国内の旅行者も募集し混乗するツアー型バスとなる。運行期間は10月11日~11月11日まで。2ルートとも1日1便、予約制で1名から催行。料金は乗車区間によって2900円~9900円となる。

予約は国内客向けにはクラブツーリズムのウエブサイト、訪日客向けには近畿日本ツーリストが運営するインバウンド個人旅行者向けサイト「YOKOSO Japan Tour」で受け付ける。「YOKOSO Japan Tour」は英語、簡体字、繁体字、タイ語の4カ国語で展開し幅広い告知を目指す。

天橋立/HDR

(やまとごころ編集部)

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