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西日本エリアへのインバウンド誘客を促進「せとうち」と「九州」連携

2019.09.10

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瀬戸内を共有する7県で構成するせとうちDMOは、このほど一般社団法人九州観光推進機構と「インバウンドプロモーション連携に関する趣意書」を締結した。現状の訪日外国人旅行者数を見ると、日本全体では増加基調にあるものの、大都市圏やゴールデンルートへの集中が顕著であり、地方への拡大が今後の課題となる一方で、日本の各地方が持つ様々な魅力に関心が高まってきている。

この取り組みは、このような状況を踏まえ、瀬戸内エリアと九州エリアという自然、歴史文化、アート、食といった他に類を見ない多くの魅力的なコンテンツを有する両地域が手を結び、スケールメリットを活かした効果的なプロモーションを行うことにより、インバウンド誘客を図っていくというもの。瀬戸内と九州が横断的に連携することで、両エリアはもちろんのこと広く西日本エリアでの周遊や滞在の長期化を促進していくことを目的としている。

具体的には、欧米の旅行会社やメディアとのリレーションを活用し、瀬戸内エリアに加え、九州エリアのPRをより効果的にプロモーションの実施と、現在、せとうちDMOが行っている認知拡大や旅行商品の造成に向けターゲットとする独・仏・英・米の4市場において展開している現地エージェンシーの設置、その活用による現地メディアや旅行会社への継続的なPR活動などにより、瀬戸内、九州、広く西日本エリアへの誘客に繋げる。対象市場については、両機構が協議の上、決定する。

(やまとごころ編集部)

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