インバウンドニュース
ロンリープラネットがお薦め旅行先を選ぶ「Best in Travel 2020」地域編で東北が世界第3位に
2019.10.28
世界中で旅行者の厚い信頼を得る旅行ガイドブック「ロンリープラネット」が、お薦め旅行先のランキング「Best in Travel 2020」を発表。「2020年に訪れるべき世界の10地域」の第3位に東北が選ばれた。選出された国・地域はウェブサイトで公表され、最新の旅行トレンド情報と併せて毎年出版のイヤーブックに掲載される。
ロンリープラネットは東北(地域)に対し「豊かな自然、祭などの文化遺産、食の魅力と親身なおもてなしに溢れ、東京2020オリンピック・パラリンピックで日本を訪れるアドベンチャー好きの旅行者に最適な新しい旅の地」と高い評価をつけた。東京からの好アクセス、震災後の目覚ましい復興力による観光地やインフラの充実なども高得点の決め手となっている。
2018年には東北地方の外国人延べ宿泊者数が、前年比33%増で128万7490人と過去最高を達成。2019年1月から7月の期間も、前年比22%増の83万9930人と順調に伸びている。2016年からJNTOは東北の集中的なキャンペーンを行い、ロンリープラネットをはじめCNN、BBCなどグローバルメディアに働きかけてきた。今回の選出は、これらの主要市場で行ってきた官民連携の証だとしている。今回の選出を機に、今後はさらにオール東北によるプロモーションを充実させて「東北」ブランド を確立し、一層の誘客を図っていく考えだ。
【Lonely Planet(ロンリープラネット)「Best in Travel 2020」(地域編)ランキング】は以下の通り。
1 位:中央アジアシルクロード(キルギス・タジキスタン・ ウズベキスタン)
2 位:マルケ(イタリア)
3 位:東北(日本)
4 位:メイン州(米国)
5 位:ロード・ハウ島(オーストラリア)
6 位:貴州省(中国)
7 位:カディス(スペイン)
8 位:アルゼンチン北東(アルゼンチン)
9 位:クヴァルネル湾(クロアチア)
10 位:ブラジルアマゾン(ブラジル)
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
関連インバウンドニュース
-
2025.03.04
円高が訪日需要に与える影響調査、4人に1人が「旅行をためらう」と回答。消費動向に与える影響は?
-
2025.03.03
優良ガイドを評価し、高付加価値旅行業界の発展目指す「Guide of the Year 2025」発表、6名のガイドを表彰
-
2025.01.20
2025年のジャパントラベルアワード発表、持続可能性や地域貢献度が評価された「酒蔵ホテル」がグランプリ
-
2025.01.15
2025年の旅行動向、訪日客数は2024年を超える4020万人と予測ーJTB
-
2024.12.20
2023年の国際会議統計JNTOが発表。日本開催は前年比2.5倍、外国人参加者数は4倍に、対面式が回復
-
2024.12.16
Gアドベンチャーズ発表「2025年の人気旅行先」10のリスト、2年間で予約数150%増の日本が選出
-
2024.12.10
台湾ITF2024来場者へ訪日意向を調査、今後の旅行先は地方志向へ。レンタカー利用に前向きな姿勢も
-
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン