インバウンドニュース
アリババ恒例の独身の日ショッピングデー 24時間で4兆円を突破
2019.11.14
アリババグループは11月11日の独身の日に、毎年恒例となっている「天猫ダブルイレブン」を開催し、24時間の流通総額が前年比26%増の2684億元(約4兆1602億円)となり、過去最高を記録したと発表した。
2009年の開始から今年で11回目を迎える「天猫ダブルイレブン」ショッピングフェスティバル(11.11GlobalShoppingFestival)は、アリババグループが毎年11月11日の独身の日に開催する24時間ショッピングイベントで、今や世界最大級のオンライン買物デーとして広まっている。今年は過去最大となる20万以上のブランドが参加し、100万の新商品が発売された。菜鳥(Cainiao)を通して処理された荷物の配送注文数は約13億件にのぼった。
今年は「新消費」「新ビジネス」をキーワードに、中国消費者のライフスタイルの向上に合わせ、世界中のブランドや中小企業がアリババグループのエコシステムを通して中国市場を開拓できるよう支援したという。その結果、越境ECにおいては78の国と地域から2万2000以上のグローバル・ブランドが参加した。
国・地域別の流通総額ランキングでは、日本が4年連続1位を獲得した。2位はアメリカ、3位韓国、4位オーストラリア、5位ドイツだった。
観光庁によると、日本における2018年の年間インバウンド消費額は約4兆5000億円とされており、今回のアリババのショッピングイベントはたった1日でほぼ同等額を達成したことになる。
(やまとごころ編集部)
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