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ナビタイムジャパンが「2019ナビタイム スポット検索ランキング」を発表、訪日客の1位スポットは?

2019.12.20

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ナビゲーションサービスを提供する株式会社ナビタイムジャパンが「2019ナビタイム スポット検索ランキング」を発表した。2019年に目的地として検索されたスポットなどを元に集計した結果で、日本人の動向では目的地検索スポットの総合ランキングトップ100に加え、季節・時間・交通手段別のトップ20を発表。加えて訪日外国人の総合ランキングトップ20も発表している。

日本人の「目的地検索スポット」の総合ランキングでは、昨年の2位から上昇した三重県「伊勢神宮内宮」が初の1位に輝いた。全体を見ても神社仏閣のランク急上昇が目立ち、これは平成から令和への改元が要因と考えられる。2位は千葉県「幕張メッセ」、3位が大阪府「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」となった。また、外国人に人気と認識されているスポットでは、京都府「伏見稲荷神社」が29位から11位に、奈良県「奈良公園」が65位から37位など、昨年と比べて大きく順位をあげた。訪日外国人観光客に人気となったスポットを訪れる日本人が増えていることが伺える。

「外国人観光客に人気のスポットトップ20」で1位になったのは、昨年に続いて大阪府「大阪城天守閣」。大阪城は無料Wi-Fiスポットが充実しており、戦国武将の兜の試着ができるなど気軽な日本的体験ができることも人気の要因とみられる。2位は京都府「鹿苑寺(金閣寺)」、3位は奈良県「奈良公園」で、いずれも昨年より順位を上げてきた。他に20位以内で昨年から上昇したのは、京都府「伏見稲荷大社」、大阪府「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、京都府「錦市場」、大阪府「黒門市場」で、市場の上昇も目立っている。

(やまとごころ編集部)

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