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コロナからの観光需要回復を目指し、東北6県と新潟でキャンペーン開催 自然を活かした安心・安全な旅行の魅力を発信

2020.06.15

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東北観光推進機構が、新型コロナウイルス感染症の影響で減った観光需要の回復を目指し、旅行喚起キャンペーンを行うことを発表した。国内でも感染者の少ない青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県の7県が一体となり、安全・安心な旅行ができる地域として、自然や歴史、魅力的な観光コンテンツを特設ウェブサイトで紹介する。感染症の収束状況を見ながら、まずは域内の旅行者へ向けてのプロモーションから始め、国内、国外へと順次段階を踏まえて広げていく。この早期回復キャンペーンから、国全体の観光需要喚起キャンペーン、そして来年4月から開催予定の東北デスティネーションキャンペーンにつなげていく考えだ。

「東北・新潟応援!絆キャンペーン~旅を楽しもう~」と題されたこのキャンペーンでは、域内の自治体や観光法人、宿泊施設などが取り組む応援メニューを打ち出していく。県境を越えた移動自粛が全国規模で解除される見通しの、6月中下旬をめどに公開予定の特設ウェブサイトでは、雄大な自然、歴史や文化にまつわる動画を配信すると同時に、お得な旅行商品や周遊パス、そして東北域内を車で周遊するスタンプラリーの情報も紹介する。ウェブプロモーションや、域内の駅やサービスエリアなどでのポスター掲出を通じて、キャンペーンの周知を促していく。

東北6県では東日本大震災後、台湾からの旅行者を中心に外国人延べ宿泊者数を順調に伸ばしてきた実績がある。2019年の東北6県の外国人延べ宿泊者数は155万7910人泊で、2020年までに150万人泊とした政府の目標を1年前倒しで達成していた。コロナの現状を観光磨き上げの機会に活用する考えだ。

(やまとごころ編集部)

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