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京都のインバウンド向けWebサイト、旅先での体験を変える最も革新的なプロジェクトとして選出。国内企業・DMO初の最高評価

2020.12.04

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世界の旅行・観光産業分野のデジタルマーケティングの業界情報メディア「Skift」が主催する「Skift IDEA Awards」のなかで、旅行者の旅行先での体験を変える最も革新的なプロジェクトを決める「Destination Innovation」部門において、外国人観光客向けWEBサイト「Kyoto City Official Travel Guide」で行われたプロジェクトが、最も評価の高いプロジェクトとして選出された。この部門で、日本国内企業及びDMOからは初めての選出となる。

「Kyoto City Official Travel Guide」は、2007年に開設された京都市公式の外国人観光客向けのWEBサイトで、「京都に行きたい」気持ちを醸成するための記事コンテンツや、交通や京都におけるマナーなどの観光客に必要な情報をタイムリーに提供するほか、旅マエと旅ナカなどWebサイトへアクセスする場所によってトップページデザインが切り替わるなど、独自の機能を盛り込んでいる。

新型コロナウイルス感染症やオーバーツーリズム問題などを受け、世界的に地域と観光客の在り方や観光地経営について改めて向き合い方が求められている。そのようななかサイト上で3月に行われたリニューアルでは、市民生活と観光との調和を図り、地域の文化や暮らし、習慣の理解促進につながる情報などの掲載を始めたほか、地域の魅力を伝える民間メディアと連携し多数の記事を掲載したほか、「Street Guide」や「People」など様々なコンテンツを展開している。そのコンセプトが、世界の観光地を代表する先進的な事例であるとして今回の受賞につながった。

なお、Skiftは、レポート、研究、カンファレンス、マーケティングサービスの提供を通じて、ニュースやトレンドを届ける世界の旅行・観光産業で最も影響力のあるメディアの一つとして2012年に設立され、「Skift IDEA Awards」では、建築やインテリア、デジタル、イベント、テクノロジー、交通機関など、旅行のより良い方法を創造しているインスピレーションに満ちた作品を年に一度、表彰している。

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