インバウンドニュース

2020年の観光・インバウンド業界の動きを、やまとごころ編集部おすすめ記事と共に振り返る

2020.12.25

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2020年も残すところあと1週間となりました。東京オリンピックが開催されるはずだった2020年、訪日客数4000万人という政府目標達成に向けて、引き続き官民一体で取り組もうとしていた矢先、世界中を襲った新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、国境を超える移動が世界的にストップした1年でした。

インバウンド客99%減という状況で、観光・インバウンド業界に携わる方をはじめ、人々のニーズが大きく変化する中、やまとごころ.jpでは、人々の求める情報や、こんな状況だからこそ伝えたい内容を発信してきました。

この記事では、この1年間のやまとごころ.jpの取り組みを振り返るとともに、2020年公開した記事の中で、改めて読者の皆様に読んでいただきたい記事を厳選して紹介します。

 

やまとごころ編集部厳選! 改めて読み返してほしい価値あるストーリー4選 

1.静岡DMOが実践する欧米市場向けマーケティング戦略。相手の心をつかむ海外メディア、旅行会社とのコミュニケーションのコツ

インタビューしたTSJディレクターの府川氏の言葉から、コロナ禍でインバウンド向け施策をやめたり縮小する企業や地域が多い中、なぜ手を動かし続ける必要があるのか、また観光地マーケティングの本質的な意味や意義を考えるきっかけになる記事です。前後編の2回に分けて紹介していますので、ご覧ください。

 

2.【日本に住む外国人にきくVol.1】アレックス・カー氏「今こそ地元への愛情を思い起こすとき。愛と思いやりこそが、観光の未来を切り開くカギになります」

再び外国人観光客を迎え入れる日のために、日本に住む外国人の方々からの言葉は貴重です。今回お話を伺ったアレックス・カーさん。同じインバウンド業界に携わる者としての言葉には、今私達が取り組むべき課題、考えるべき視点などヒントと愛情に溢れていました。

 

3.【ニッポニア】アフターコロナを見据えた地域づくりのカギは、増え続ける空き家の活用にある!?

アフターコロナ、密でない自然豊かな環境へのニーズが高まっています。地方でのインバウンドを考えた時に、大きな課題の一つとなるのが宿泊施設です。古民家を核として、地域おこしをしていくNIPPONIA(ニッポニア)の取組は、コロナで止まっている今こそ知っておきたい内容です。こちらも前後編の2本立てなので、お見逃しなく!

 

4.震災復興から歩みを進める宮城県気仙沼DMOが、コロナ禍でも需要喚起策を次々と実践できる理由

東日本大震災契機に、観光を地域の新たな基幹産業として育てていくことを決めた気仙沼では、スイスツェルマットを参考に観光CRMを導入、蓄積したマーケティングデータを各種施策に活用しています。コロナ禍の現在も気仙沼DMOが筆頭となり取り組みを進める気仙沼DMOですが、データによるマーケティングの弱点も理解し、地域課題を起点とした施策にも取り組む姿を、前後編の2回に分けて紹介しています。

 

2020年やまとごころ編集部が新たに取り組んだコーナー

1.新型コロナウイルスにかかわる世界の動き

2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、世界中で国境を越える移動が制限された1年でした。そんななか、世界各国・地域の感染症の状況や政府の対応、観光の状況などを継続的に届けてきました。

2.コロナショックを乗り越える応援メッセージ

リーマンショックや東日本大震災、尖閣諸島問題など、過去に観光・インバウンド業界を襲った苦難を乗り越えてきた、業界キーマンからの応援メッセージを紹介しています。

3.コロナに負けない!観光業が今できること

新型コロナウイルス感染症の影響で、観光・インバウンドに携わる事業者もかつてないほどの打撃を受けました。このコーナーでは、そういった状況でも今できることにフォーカスして取り組みを進める観光事業者の方に伺った話を発信しています。

4.withコロナ時代の観光戦略トークライブレポート

4月16日から毎週金曜日に観光・インバウンド業界の方を招いてお届けしてきたオンライントークライブは「アフターコロナの観光を考える」「withコロナ時代の観光戦略」「観光再生」とテーマを変えながらも、2020年は計35回開催してきました。トークライブで繰り広げられた内容を、レポートとしてまとめています。

5.withコロナの観光業を救う10のキーワード

コロナ禍で世界を取り巻く環境が急速に変化するなか、これからの時代に必要となる視点や考え方などを、10のキーワードに絞ってお届けした弊社代表村山のコラム。ここで触れた10のキーワードに加え、24のキーワードをまとめた書籍「観光再生」を、2020年11月に上梓しました。

 

ここで紹介したコーナーや記事は、ぜひまたご覧いただけると編集部一同この上ない喜びです。それではみなさま、良いお年を! 2021年もよろしくお願いします。

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