インバウンドニュース

沖縄県、海外含む県外からのMICE開催を支援、芸能アトラクション派遣などで来訪者をおもてなし

2021.04.21

印刷用ページを表示する


沖縄県と一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローが、県外から訪れるMICE目的の団体への新たな支援事業を開始した。海外を含む沖縄県外からのツアーやミーティング・コンベンション開催団体に向け、歓迎の意を表す「おもてなしメニュー」を提供する。

提供するおもてなしメニューは、レセプションパーティなどを盛り上げる芸能アトラクションやミス沖縄、沖縄観光PR大使のマスコットの派遣から、沖縄らしい思い出作りに貢献する琉球ガラス盾の表彰記念品、かりゆしマスクの提供など。参加人数50名以上、100名以上、300名以上の3つにグループ分けられ、団体のサイズによって選べる支援メニューの数や種類が異なる。

支援を受ける条件としては、参加人数が50名以上であること。他に、インセンティブツアーでは講演会・表彰式・貸切パーティ・チームビルディング等の要素を含むこと、ミーティング・コンベンションでは、企業が開催する会議や大会・国内外の学術会議であることなどが条件。希望者は実施予定日より起算して30日前までに資料を揃えて申請し、審査を経て実施となる。支援の対象期間は2021年4月1日から2022年3月31日までとなっている。

ミーティングやコンベンションを開催する場合は貸切バス等の運行支援として、シャトルバスやジャンボタクシーなど借上費用への助成金や、コングレスバッグ・観光ガイドブックの提供もある。また、沖縄コンベンションセンターなどの施設利用料金への減免サービスも設けられている。支援メニューの内容や手続きの流れ、申請書などの資料など、詳細は、おきなわMICEナビ、「サポートメニュー」で確認できる。

関連インバウンドニュース