インバウンドニュース
原宿のポップカルチャー期間限定で街ごとバーチャル化、ECショップで買い物も
2021.05.16
国内のみならず、世界にも知られる原宿ポップカルチャー文化を、街並みごとバーチャル化したサイトがオープンする。渋谷5Gエンターテイメントプロジェクトを手がけるKDDI株式会社、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会の3社が、渋谷区公認配信プラットフォームの第二弾として、現地に行かなくてもバーチャルで楽しめる原宿エリアを提供することとなった。提供期間は、5月25日から31日まで。
このサイトでは25日から「バーチャル原宿 au 5G POP DAY OUT 2021」を開催。スター発掘オーディションなどイベントの他、スニーカー専門店「atmos」や「アソビシステム」といった原宿を代表するブランドや施設と協力し、実際に買い物ができる期間限定のECショップやトークショーも実施する。インバウンド客を強く惹きつけるジャパニーズ・ポップカルチャーの聖地、原宿の魅力を肌で感じてもらえるような体験を創り出すとしている。
これに先駆け、昨年5月に誕生した自治体公認配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」では多種多様なバーチャルイベントを開催し、コロナ禍での新しいエンターテイメントとして盛り上がりを見せた。今回は、ラフォーレ原宿と東急プラザ表参道が向かい合う「神宮前交差点エリア」をバーチャル・タウンの中心に据え、リアルな街並みを再現。これまで原宿を盛り上げてきたクリエイターと共に、「CREATING NEW POP CULTURE」をテーマに新しいポップを発信する考えだ。
サイトオープンに関し、”HARAJUKU CULTURE”を体現するポップアイコンとして世界的にも知名度の高い、きゃりーぱみゅぱみゅが「バーチャル原宿スペシャルサポーター」に就任。デビュー10周年を迎える今年、原宿を原点とするアーティストとして街の発展を盛り上げていく。渋谷区長によると「世界に注目されるトレンド発信の街としてバーチャル空間と連動し、これからの時代に合わせた原宿カルチャーを盛りあげ、地域の文化・経済の持続的な発展に努めたい」という。
Webサイトはこちら
関連インバウンドニュース
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.04.08
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善。今後も緩やかに上昇と予測
2024.04.03
2024年2月ドラッグストアとスーパーマーケット売上「パック」「かぜ薬」が大きく伸長、訪日外国人増加も要因に
2024.04.02
外国人労働者初の200万人超え、飲食、宿泊業などで高い雇用意欲。課題は語学やコミュニケーション
2024.03.25
旅行業界初のNFTプロジェクト表彰イベント開催。日本航空、JTBグループなど5プロジェクトがグランプリ受賞
2024.03.18
白馬スキー場観光客数、過去20年最高の80万人が来場。インバウンド利用者数2019年比で141%に
2024.03.11
TikTokが海外クリエイターを九州・沖縄に招聘、観光地の魅力をショートムービーで若年層に訴求
2024.03.05
春節に台湾・香港の訪日客が購入した商品は? 化粧品「リップクリーム」が上位に、北海道のお菓子が人気