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コロナ収束後の訪日再開を見据え、日本の食体験を世界に発信「食かけるプライズ2021」募集開始

2021.06.09

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農林水産省は、日本滞在中の食体験を外国人が帰国後も再体験できるような環境整備を図り、日本産農林水産物・食品の輸出拡大につなげていく「食かけるプロジェクト」を行っている。その一環として、日本各地の食・食文化を深く知ることができる食体験を表彰する「食かけるプライズ2021」の募集を開始した。

日本には単に食べるだけではなく、食×エンタメ、食×アート、食×スポーツ、食×歴史など、食を通じて出会い、知り、深く共感できるような食体験がたくさんある。農林水産省では、そのような食に関わる体験を募集し、集まった事例から素晴らしいアイデアを選定し、日本の食の魅力を訪日外国人に発信することを目的として、「食かけるプライズ」を実施している。コロナ収束後の外国人観光客の訪日再開を見据え、消費回復を後押しするため、今年度も「食かけるプライズ2021」を実施し、全国から食体験を募集するもの。  

募集期間は、5月27日から7月19日まで。訪日外国人向けに食体験を販売、または検討している事業者が、これまでに商品化またはファムトリップ等で提供したことがある日本の食・食文化で、それらを深く知ることができる食体験を写真や1分以内の動画、説明文などとともに応募する。

選考は、「食×○○」と説明できるような食と何かが絡んだ体験であるか、訪日観光客が体験したくなる魅力のある内容であるか、日本の食文化が世界へ効果的に伝えられる内容であるかなどを基準に選ばれ、食かける大賞(1社)、食かける賞(10社程度)や特別賞、副賞などが予定されている。審査結果は9月中に農林水産省ホームページ及び公式サイトにおいて発表される。

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