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タイ人の食生活実態を調査、ベジタリアンやハラルへの興味関心強く。8割近くが日本食を楽しむ

2021.08.03

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2013年に日本食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことなど追い風に、日本食の知名度は世界中で上がっている。外国人観光客が訪日する大きな目的の一つが「日本食を楽しむこと」である。特にアジア圏での注目度は高く、なかでも2019年には訪日客131万人となったタイでは、日本食レストランが次々と開店するなど、急速に親日度が高くなっている。そのタイ人の「食生活・外食実態調査」が(株)アスマークによって行われ、分析データが発表された。

対象は20-40代のタイに住む男女600人で、食生活ルールや外食頻度、外国料理の喫食頻度などを調査、世帯月収や同居家族などのデータも聴取した。食生活に何らかのルールを取り入れている人の中では(複数回答可)ではベジタリアンが最も多く、全体の31.3%に達し、次がヴィーガンで21.5%、「当てはまるものはない」と答えた割合は41.2%に達した。世帯月収と照合すると、平均程度の生活レベルであれば、食生活にルールを取り入れる傾向が強くなることも分かった。

またタイ特有の習慣である年に一度の菜食週間(旧暦9月1日〜9日)では、普段と違う食生活をする人が6割強だった。月収が高くなるにつれて、食事内容を切り替える人が多くなる傾向があり、生活のゆとりが菜食週間の食生活に影響していることが伺える。ハラル以外の食生活の人を対象にイスラム法に則り健康的で安全・清潔な食品を摂るハラル食品に興味があるかを聞くと、7割弱が関心を示した。子供のある世帯と高所得層において興味が特に高く、いずれも3割強となった。

外食頻度(持ち帰り以外)を聞くと、6割以上が週1回以上の外食をしている。性別では男性、年齢層では若い層ほど頻度が高い。タイ料理以外で食べる頻度が多い外国料理を聞くと、日本食と答えたのが77.2%で最も高い割合になった。同居家族データ別で見ると、子供のいる世帯での日本食喫食頻度が最も高い。次点は中華料理で64.0%、3番目がイタリアで37.2%となった。特に20代、30代が様々な外国料理を食べており、若い人ほど食のグローバル化が進んでいることが分かった。

Q.(月1回以上)あなたは、タイ料理以外の外国料理をどのくらいの頻度で食べますか。

 

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