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ニセコの観光再開へ向け『WELCOME BACK』PR動画公開、コロナ感染対策ガイドラインを盛り込む

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一般社団法人倶知安観光協会は2日、冬のスキーシーズンを迎えたニセコの魅力と、インバウンドを含む観光客の安心安全、迎え入れるスタッフや住民のホスピタリティを表現した6分間のダイジェスト版映像「WELCOME  BACK」を公開した。コロナ感染対策を盛り込み、ニセコの美しい風景と共にそこに暮らす住民に焦点を当てたものとなっており、およそ3年ぶりに迎える外国人観光客へ「おかえりなさい」のメッセージを伝えている。

映像はニセコの美しい山々を背景に躍動感のある「羊蹄太鼓」の演奏をはじめ、ニセコを象徴する多様性を打ち出すところから始まる。映像制作は10月下旬から3週間程度で行われたが、当時北海道内でもコロナの感染が拡がり、第8波も想定される中、新しく公表された国や業界団体の感染対策ガイドラインを取り入れたものとした。倶知安町内のリゾート地域にある医療機関での撮影やインタビューを行い、コロナ感染対策のみならず万が一に事故が起きた場合の安心感も盛り込んでいる。

倶知安観光協会の吉田会長は10月、既に観光再開へ舵を切っているハワイを訪れたが、その際に観光地としてのブランディングの重要性と地域住民への理解促進の大切さを感じた。それにより、インバウンドなど観光客を迎え入れるためには「安心安全」が最重要であることと、もともとニセコを訪れていた観光客には笑顔でこの地のホスピタリティを伝えるために、「Welcome Back」を前面に打ち出すこととした。これは歓迎のみを表現している言葉ではなく、そこに住む人の温かさ、再会や笑顔に互いの信頼を込めたメッセージでもある。

また、日米で観光に関する公的なガイドラインを策定したハワイ大学の疫学専門家である岡田悠偉人氏が、倶知安観光協会のアドバイザーに就任し、今回の感染対策映像も監修した。

 

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