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2025年訪れるべき「日本の感動地」を発見するジャパントラベルアワード、エントリー受付開始

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多様性、公平性、包括性、サステナビリティやインバウンドへの取り組みなどを審査し、表彰する「ジャパントラベルアワード」のエントリー受付が開始した。2025年に訪れるべき日本の「感動地」を、幅広い分野から募集する。4年目になるこのアワードは株式会社しいたけクリエイティブが開催するもので、「観光からより良い社会を作る」がテーマだ。2024年には過去最多の163件のエントリーから、10の地域や企業が表彰された。

単なる観光地ではない「感動地」として魅力的な観光体験を提供しているかどうか、が審査対象になる。自治体やDMO、企業のみならず、観光ツアーや体験アクティビティ、飲食店など観光客にメリットがあるサービス、観光に携わる国内の団体がエントリー可能だ。

アワードの構成は、1つの大賞(グランプリ)のほか、6部門の受賞カテゴリーがある。6つの部門賞は、アクセシブル部門、LGBTQ+部門、サステナブル部門、インバウンド部門、ファミリー部門、観光開発部門。これらに加え、特別賞も選出される。

参加・受賞メリットとして、サービスの改善に繋がる有識者のフィードバックや、競合との差別化、国内外メディアを通じた宣伝やPR効果がある、としている。

過去に受賞した「日本の感動地」には、障害の有無に関わらず大切な人とマリンスポーツを楽しめる「ゼログラヴィティ」(2024年度グランプリ)、「ふくしまバリアフリーツアーセンター」(2023年度グランプリ・アクセシブル部門)、「ホテルパームロイヤルNAHA国際通り」(2024年度LGBTQ+部門)などがある。エントリーは2024年6月12日が締切で、書類審査や現地審査などを経て、2025年1月中句に受賞者発表というスケジュールになっている。

エントリーは公式ウェブサイトのエントリー方法から。

 

▼昨年の受賞者の顔ぶれはこちら
2024年JAPAN TRAVEL AWARDS発表、10地域、企業が受賞。グランプリはバリアフリーな体験を提供するゼログラヴィティ

▼英字メディアは「日本の感動地」のどこを評価するのでしょうか
マンネリ化した観光コンテンツはもう飽きた「欧米豪メディア」が求めるもの

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