ウェルカムプラン21とは、1996年に公表された、概ね2005年までに訪日外国人観光客数を700万人に増やすことを目的とした諸政策のこと。具体的な対策として、訪日外国人観光客誘致の広報宣伝、運賃割引やウエルカム・カードによる旅行費用の低廉化、情報提供による利便性の向上、宿泊滞在施設の推進など地方への誘致対策などが行われた。結果、1996年の訪日外国人観光客数335万人から、2005年には約673万人となり、目標の700万人には届かなかったが、年々右肩上がりの傾向を示した。