インバウンドセミナー・イベント
東京都主催│観光事業者のための災害時対応力向上セミナー
日時
2024年12月12日 (木) 14:00~16:00
概要
東京においては、発生が懸念されている首都直下地震をはじめ、風水害や火山噴火などのいつ起きてもおかしくない災害への備えを徹底していくことが重要です。
旅行者が訪れる観光施設では、災害が発生した場合、日本人だけではなく外国人に対しても安全確保のための避難誘導や多言語での情報提供等が必要となります。
そこで、観光事業者の皆様を対象に、被災時の実体験を交えながら地震や台風などに備える際のポイントをご案内するセミナーを開催します。
ご参加をお待ちしております。
対象
東京都内の観光事業者、観光関連団体など
プログラム
1. 老舗旅館が直面した能登半島地震 ~若女将が語る被災体験~
地震発生直後でのお客様対応について、困難であったことや有効であったことなどを、具体的なエピソードを交えながら当事者目線でお話します。
和倉温泉多田屋 若女将 多田 弥生 氏
2. 観光危機管理の専門家に学ぶ「災害に負けない事前準備の方法」
観光事業者が災害に備える方法の一つとして、事業継続計画(BCP)の作成が有効です。そこで、「BCPとは何か」や「何から始めればよいのか」などを、災害対策について初めて学ぶ方にもわかりやすく解説します。
解説資料:日本観光振興協会「BCP作成で持続可能な観光経営を!」
観光レジリエンス研究所 代表 髙松 正人 氏
3. トークセッション「災害対応力を高めるためのポイントとは?」
多田氏と髙松氏の2名により、災害時に役立つツールの把握や効果的な災害訓練の実施方法など、災害に備えるための実践的な取組について多様な視点から語っていただきます。
※上記のほか、「災害時初動対応マニュアル」(東京都)、「東京都防災アプリ」(東京都)「Safety tips」(観光庁監修)などを紹介します。
講師
和倉温泉多田屋 若女将 多田 弥生 氏
石川県の和倉温泉多田屋は明治18年(1885年)に創業、現在は温泉街から少し離れ、七尾湾に面した場所に位置する老舗温泉旅館。弥生氏は千葉県で看護師として働いていたが、 2006年に和倉温泉多田屋に嫁ぎ、6代目若女将として活躍する様子はテレビ番組でも放映された。今年1月に能登半島地震に遭遇し、発災当日の状況やその後の対応、復興に向けた様々な取組の記録をウェブ上(note)で発信している。
観光レジリエンス研究所 代表 髙松 正人 氏
1982年、株式会社日本交通公社(現:株式会社JTB)入社。株式会社ツーリズム・マーケティング研究所代表取締役社長、株式会社JTB総合研究所常務取締役を経て、2020年より現職。日本における観光危機管理の第一人者として国内外の観光危機管理や観光復興関係業務に数多く関わる。国連防災機関(UNDRR)の民間ネットワークARISEの日本代表。観光庁持続可能な観光推進事業アドバイザー、APTECサステイナブルツーリズム委員等、持続可能な観光の推進にも携わる。
主催
東京都
- 開催日時
2024年12月12日 (木) 14:00~16:00
- 会場
オンライン(V-CUBE)
- 定員
50名(先着)
- 参加費
無料
- お申込み方法
- お問合せ
観光事業者のための災害時対応力向上セミナー 運営事務局(株式会社サーベイリサーチセンター グローバル課)
担当:佐藤、木嵜
電話:03-5990-9307