HASHIWATASHIプロジェクト
2018年7月、西日本一帯で発生した豪雨は、多くの地域に甚大な被害をもたらし、その被害額は過去最高の1兆940億円を超える。さらに、直接的な被害のない地域までもが、風評被害によって観光客が減少するなど、その影響は観光分野にも広がった。
そこで、経済産業省の主導により、中国地方の消費拡大を目指す「HASHIWATASHIプロジェクト」がスタート。豪雨の影響を受けた13府県(※)と旅行者を笑顔でつなげるべく、各地のイベントや観光情報の国内外への発信など、様々な支援を行っている。
様々なプロジェクトが展開される中で、地域が抱える課題に対し専門のプロデューサーを派遣し、商品の販路拡大や観光PRの支援を行う「プロデュース支援事業」がある。ここでは、公募を経て選ばれた12のプロジェクトのうち、観光・インバウンドをテーマにしたものを紹介する。
※ 13府県:岐阜県・京都府・兵庫県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県