データインバウンド
【宿泊統計】2022年10月の延べ宿泊者数4427万人泊。個人旅行再開で外国人大幅に回復
2022.12.27
やまとごころ編集部観光庁が発表した2022年10月の宿泊統計(第2次速報)によると、延べ宿泊者数(全体)は2019年同月比で11.6%減の4427万人泊だった。前年同月比では38%増となった。
内訳は日本人延べ宿泊者数が2019年同月比で5.9%増の4215万人泊で、外国人延べ宿泊者数は2019年同月比79.4%減の212万人泊だった。それぞれ、前年同月比では32.7%増、579.8%増となった。
また、2022年11月(第1次速報)の延べ宿泊者数は、2019年同月比で8%減の4570万人泊、日本人延べ宿泊者数は2019年同月比2.7%増の4170万人泊。外国人延べ宿泊者数は2019年同月比55.8%減の400万人泊だった。


10月の宿泊者数は、8月の4750万人泊には及ばなかったものの、2カ月ぶりに4000万人泊を突破した。特に外国人宿泊者数の増加には目を見張るものがある。コロナ禍でここ2年の間、一度も100万人泊を超えなかった外国人の宿泊者数が、9月から10月の1カ月で130万人泊増加し、10月は212万泊を記録した。11月の速報値ではさらに400万人泊を突破する見込みだ。
都道府県別トップ5の顔ぶれは前月と変わらず、神奈川と長野はコロナ前を上回る客足
都道府県別の延べ宿泊者数では、東京都が573万1990人泊(2019年同月比17.3%減)で1位。以下、大阪府、北海道、京都府、神奈川県と続く。順位の入替えはあるものの、トップ5の顔ぶれは9月と変わらなかった。コロナ前の2019年同月比でみると、東京や大阪、京都は2割減の状況だが、トップ10のなかでは、神奈川県は19%増、長野も10%増とコロナ前を上回る客足となっている。
国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位がアメリカ(28万6750人泊)、ついで韓国(24万30人泊)、香港(10万3490人泊)、中国(10万1580人泊)、タイ(9万7260人泊)となり、この上位5カ国で全体の46.8%を占める。アメリカと中国は前月の2倍、韓国とタイは前月の4倍と急激に増加した。

また、観光庁が12月9日に発表した主要旅行業者43社・グループの10月分の旅行取扱状況速報では、総取扱額は対前年同月比205.6%(対2019年同月比57.4%)の2585億1746万円となった。海外旅行は対前年同月比631%(対2019年同月比24.5%)の429億9026万円、国内旅行は対前年同月比178.8%(対2019年同月比85.8%)の2104億4764万円、外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱い)は対前年同月比403.9%(対2019年同月比17.5%)の50億7954万円だった。
最新のデータインバウンド
-

2026年4月訪日客数5.5%減の369万人、イースター期ずれで欧豪減少も韓国・台湾は好調。累計1400万人突破 (2026.05.21)
-

食・文化体験の人気拡大、アドベンチャートラベル市場は利益率重視の成熟局面へ ATTA2026レポート (2026.05.14)
-

2026年2月訪日宿泊2%増の1404万人泊 台湾・韓国伸長、東アジア需要増で地方分散強まる (2026.05.01)
-

AI時代にリアル回帰が加速、約8割が現地体験を重視。7割超がオンラインを起点に旅行行動へ (2026.04.30)
-

2025年台湾観光統計、出国者数1894万人で過去最多 訪日673万人に拡大 (2026.04.28)
-

アジア太平洋のインバウンド、2028年に最大7.6億人と予測も1.6億人の下振れ余地 (2026.04.23)
-

2026年1-3月インバウンド消費2.3兆円、中国半減で台湾首位 欧米豪は単価40万円超えも (2026.04.22)
-

2026年3月の訪日客361万人 累計1000万人越え。桜需要で欧米・東南アジア伸長、中東は3割減 (2026.04.16)
-

2025年中国観光統計、訪中3517万人で過去最高 インバウンド完全回復 (2026.04.13)
