データインバウンド
アメリカ人の2024年秋の旅行トレンド、旅行代金大幅増 訪日予算129万円に。80歳以上の旅行意欲高まる
2024.09.05
やまとごころ編集部アメリカ人のこの秋の旅行について、米大手の旅行保険マーケットプレイスであるSquaremouth.comが発表した動向を紹介する。この秋の旅行のために購入された何千もの旅行保険から旅行者の支出データを分析したもので、アメリカでは航空便の欠航が頻発し、さらに非常に活発なハリケーン・シーズンにもかかわらず、需要は8%以上増加しているとのことだ。
なお、2024年を通して旅行費用は上昇し続けており、この秋も例外ではない。 平均的な秋の旅行費用は、2023年の5907ドルから今秋は8056ドル(約116万円)へと、単年で36%以上も上昇している。
10年以上ぶりにイタリアが人気No.1
Squaremouthユーザーにもっとも人気のある旅行先は、イタリアだった。10年以上ぶりにアメリカ国内とメキシコを抜いて秋の旅行先としてトップになった。 昨秋は8%だったのに対し、今年は12%以上のアメリカ人旅行者がイタリアへの旅行を選んでいる。
また、秋の旅行先トップ10のうち、平均旅行代金がもっとも低いのはメキシコで3526ドル(約50万8000円)、一方、平均旅行代金がもっとも高いのは日本で9000ドル(129万6000円)を超え、メキシコの2倍以上となっている。また、今秋初めてポルトガルがトップ10にランクインした。

ベビーブーマー世代は旅行好き
全体的に旅行は増加しているが、この秋もベビーブーマー世代(1946年~1964年生まれ、現在64歳〜78歳)が牽引しており、昨年の34%から47%に増え、全旅行者の半数近くを占めていることがわかった。
また、この秋の旅行者に占めるZ世代(2001年以降生まれ)の割合は9%ともっとも低く、昨年から18%以上減少。一方、サイレント世代(1927年~1945年生まれ、現在79歳以上)は総数では4位だが、昨年から44%増と、今秋最大の躍進を遂げた。

▼アメリカ人の旅行スタイルについてはこちらも
航空運賃高止まりでもアジア人気続く、アメリカからのトレンド旅行先トップ2上海と大阪ー北米OTA Hopper調査
最新のデータインバウンド
-

2026年春節、中国で5.96億人が国内旅行。消費額過去最高 訪日市場は減少 (2026.03.04)
-

2025年12月訪日宿泊は1547万人泊、島根や三重で好調。年間速報値1億7787万人泊で過去最高を更新 (2026.03.02)
-

2050年の国際旅行35億回・支出6兆ドルと予測、APAC台頭と分散進行 (2026.02.19)
-

2026年1月の訪日客数359万人、4年ぶりにマイナス。韓国で初の単月110万人超え、中国は6割減 (2026.02.19)
-

2025年の訪韓客数1894万人で過去最高、中国・日本依存の構造に変化 (2026.02.16)
-

訪日客のクレジットカード決済額 2025年は前年比20%増 欧米勢が拡大、地方・コト消費にも広がり (2026.02.04)
-

2025年11月訪日宿泊3.7%減の1453万人泊、アジアの鈍化で7月以来の前年割れ。地方部は好調 (2026.02.02)
-

2025年の世界観光客数は15.2億人、世界的に回復。欧州中東などで高い成長 ーUN Tourism (2026.01.27)
-

2025年インバウンド消費額9.5兆円で過去最高を更新。1人当たり旅行支出は22.9万円、ドイツが39万円台でトップ (2026.01.26)
