データインバウンド
4月下旬から開始 オーストラリアの大型連休、人気の海外旅行先はどこ?
2025.04.10
やまとごころ編集部日本ではゴールデンウィークが目前。2025年は有給取得次第で最大11連休となるため、海外旅行への期待が高まっている。実は、この時期、日本と同じように大型連休を迎えるオーストラリアでも、海外旅行への関心が高まっていることが最新の調査で明らかになった。
最大10連休、2025年4月に始まるオーストラリアの長期休暇
2025年のオーストラリアは、4月が1年で最も人気のある旅行期間になりそうだ。というのも、イースター休暇が4月18日から21日までの4連休、さらに4月25日にアンザックデー(オーストラリアとニュージーランドの連合軍であるANZACの兵士を敬う日)があるので、4月22日~24日の3日間を休暇にすれば10連休となるからだ。エクスペディアとオーストラリアのホテル向けオンライン予約サイトWotifが発表した宿泊検索に基づいた4月の旅行見通しによれば、オーストラリア人の3分の1以上(38%)がこの期間に旅行を計画しているという。
長期休暇の海外旅行先ランキング、1位と3位に日本の都市がランクイン
中でも海外旅行で人気のデスティネーションの1位に東京、3位に大阪が入っているのが目を目を引く。2位は不動の人気を誇るバリ、4位シンガポール、5位フィジーと続き、6位ロンドン、7位パリ、8位ニューヨークと欧米の大都市が並ぶ。最後は再びアジアに戻って9位ソウル、10位ダナンとなる。

また、前年同月比で伸び率の大きいデスティネーションを示すトレンドでは、1位がニュージーランドのクイーンズタウンで185%増、僅差で大阪が続いた。エクスペディアの調査によると、オーストラリア人の5人に2人(40%)が「よりお得に旅行できる場所」への訪問を希望しているという。
人気の国内旅行先はどこ?
国内旅行先では、クイーンズランド州の人気が高く、ゴールドコースト、サンシャインコースト、ケアンズが最も人気のある4月の目的地の上位3位を占めている。
3月上旬に51年ぶりに上陸したサイクロン・アルフレッドで東海岸は被災したが、南東クイーンズランド州では営業を再開しており、この地域と地元の観光業者の復興を支援する絶好の機会となるとしている。
(出典:Expedia and Wotif reveals last-minute travel tips this April and Easter Holidays)
▼関連記事はこちら
2025年拡大する豪州市場の地方受け入れに必要なこと
最新のデータインバウンド
-

2025年1月〜9月の国際観光客数 11億人を突破、前年同期比5%増 ― UN Tourism (2025.12.04)
-

2025年9月の訪日宿泊 外国人宿泊数は微増、地方が堅調に伸長。三重・新潟・鳥取で大幅増 (2025.12.01)
-

香港からの海外旅行が過去最高に、訪港客は依然として回復途上 ー2024年年間統計発表 (2025.11.27)
-

旅先で調理、デリバリーする人が増加、アジア旅行者の食スタイル多様化 ーBooking.com (2025.11.25)
-

2025年10月の訪日客数389万人、累計は3500万人突破。紅葉シーズン需要が各市場を押し上げ (2025.11.19)
-

スマホ完結・顔認証が広がる一方で、課題も。IATA2025年調査が示す旅行者の意識変化 (2025.11.18)
-

2026年の旅行予測、個性・内面を映し出す「10のトレンド」ーBooking.com調査 (2025.11.17)
-

2026年の旅は“自己表現”が主流に、ミレニアル・Z世代が旅行支出押し上げ ーSkyscanner調査 (2025.11.13)
-

2026年の旅は“生き方”を映す Z世代がけん引する5つの変化 Trip.com×Google調査 (2025.11.11)
