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ジャパニーズ・カルチャービジット(JCV)が旧安田邸でワークショップを開催

2010.02.22

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出典:やまとごころ.jp

外国人など、日本の文化体験を提供しているジャパニーズ・カルチャービジット(JCV)が、「体感する和の日常」と題して、都内、千駄木にある旧安田邸で2月18日にワークショップを開催した。これは年に1回行っている旅行エージェントや関係者を中心に招待するイベントである。11時スタートの邦楽の演奏会には、約20名の参加者が集まり日本文化を満喫したという。

JCVホームページ:http://www.japanese-culture-visit.com/index.html

着物姿6人による「和楽団・煌」の演奏は、尺八、笛、筝、三味線、琵琶の編成だ。ソーラン節などの日本の民謡を数曲披露した後、「ヘイ・ジュード」などビートルズのナンバー、さらに最近の海外でのアニメ人気を盛り込み、「となりのトトロ」などスタジオ・ジブリ作品の演奏を行った。

参加した日本在住のアメリカ人たちにも、邦楽や着物は珍しく、演奏終了後、楽器を手に持って音をならしたり、演奏家と一緒に写真を撮るなど、日本文化を楽しんだ。
更にその後、奥の座敷では、抹茶体験に興じた。静寂な雰囲気の中、正座をして向かい合わせに並び、茶釜で湯を立て、抹茶と和菓子が振舞われた。

ここ安田邸は、大正7年に建てられた当時の豪邸を保存している近代和風住宅で、その文化財価値のある建物内で体験できるのも魅力。旅行会社のインバウンド担当者は、興味深くイベントを視察していき、今後、日本文化の発信基地になるかもしれない。また日本人にも再発見の場としても活用できるだろう。
ジャパニーズ・カルチャービジット(JCV)では、他に習字、折り紙、着付けなど多くの日本体験プログラムを25年にわたって紹介している。

 

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