インバウンドニュース

マハティール元首相が日本とイスラム圏の架け橋に

2012.11.19

印刷用ページを表示する


出典:やまとごころ.jp

11月16日、東京商工会議所で開催された「ハラルフォーラム2012」(主催:社団法人ハラル・ジャパン協会)に、マレーシアからマハティール元首相が講演にかけつかた。インバウンドや輸出など、注目されている東南アジアの国々。中国の尖閣諸島問題や韓国の竹島問題などリスクが高いことから新市場として期待されている。マレーシアは、マハティール元首相の「ルックイースト」というキャッチフレーズのもと、日本を見習い経済を発展させてきた。その政策により親日的な国民が多い。つまり商売をしやすい環境にある。しかし、イスラム文化圏であり、「ハラル」というハードルが存在する。そこで、マハティール元首相は、約70名の参加者にハラル料理について適切な処理法など概念を説明するなど、両国の架け橋になろうと努める。社団法人ハラル・ジャパン協会が10月1日に設立され、日本とイスラム圏の関係が、新しい時代に入りそうだ。

 

関連インバウンドニュース