インバウンドニュース
体験型アクティビティ予約サイト「ベルトラ」持続可能な観光の推進に向けGSTC協議会に加盟
2022.11.24
やまとごころ編集部現地体験型アクティビティ専門予約サイト「ベルトラ」を運営するベルトラ株式会社が、2022年11月、サステナブルツーリズムの国際基準の制定・管理をおこなうグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(Global Sustainable Tourism Council、以下GSTC)に加盟したことを発表した。
GSTCは、持続可能な観光の推進を目的に2007年に発足した国際非営利団体で、観光業界のグローバルスタンダードとなるGSTC基準を管理している。この基準は、世界各地の観光指標やエコラベルなど国際的な認定に用いられており、GSTCはほかにも持続可能な観光分野の人材育成のための教育プログラムなどの普及活動を行っている。
ベルトラは2022年春、会社設立から30周年、ベルトラブランドとしては10周年という節目の年を迎え、ロゴデザインの刷新とともに、ビジョン・ミッションの見直しを行った。「人を想い、人に寄り添うことでよりよい世界を実現する」というミッションには、ステークホルダーと共に考え行動することで、誰もが満足できる相互満足の社会実現を目指していく、というベルトラの決意が込められている。今回、GSTCに加盟することで、GSTC基準に基づく施策の計画や、加盟する企業・団体との提携およびコラボレーション、また自社サプライチェーンにおける促進活動など、さまざまなアプローチで体験分野における持続可能な観光をリードする企業を目指していく。
ベルトラCEO二木渉氏は、「日本でも水際対策が撤廃されるなど観光再開への動きが活発化する中、ただ以前の形に戻るのではなく、長期的な視野に立った企業の社会的責任が問われています。これまで事業を通じ、旅行者、パートナー企業、社員、株主の皆様といったステークホルダーへの価値向上に努めてきましたが、さらに環境やそこに暮らす人達という新たなステークホルダーにも配慮し、地域環境にも無理のない持続的な成長戦略を模索し、推進していきます」と語っている。
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