出典：やまとごころ.jp

この秋（10月4日から11月2日）、We Love Japan Tourが初開催される。2人の外国人ブロガーが日本の北と南から徒歩で縦断し、最後は、新潟県の糸魚川で落ち合う。観光地以外の知られざる日本の魅力を発信していく企画だ。

もともとは、2011年の東日本大震災のおり、スイスの旅行会社で働いていたトーマス・コーラ氏が、自身のブログで発信するために5ヶ月間で北海道から九州まで約3,000Kmを歩き、日本が安全かつ安心できる旅行先であることを伝えた。お世話になった日本への恩返しとして、当時、自分にできることとして行動したのだ。大きな影響を及ぼし、映画化にまでなった。
この思いを受け継ぐ形で、スイスに「コトブキ・ソサイエティ」というNPO法人が立ち上がり、今回のWe Love Japan Tour を主催する。Japan-guide.comのステファン・シェウエッカー氏もメンバーとして、ツアーの情報を同サイトで発信していく。

ツアーのユニークな点は、この２人のブロガーはボランティアで参加し、活動に共感する人なら、誰でも一緒に歩けること。ツアーの日程は英語と日本語とで公開してあり、多くの外国人や日本人参加者が飛び入りで歩くことも可能だ。
Japan-guide.comで外国人ブロガーを募集したところ、約100名の申し込みがあり、プロジェクトに対する関心の高さがうかがえる。
実際、どのぐらいの総参加人数になるのか、まったく予想もできないと主催者。
今後は、２年に１回のペースでコースを変えて継続して開催する予定だ。

ルートや日程など詳細はこちら
http://www.japan-guide.com/tour/

6日、都内のスイス大使館にてプレス発表会があり、主催のコトブキ・ソサイエティのメンバーが集まった。トーマス・コーラ氏は、インターネット映像での参加。