インバウンドニュース
台北のITF(旅行博)でアンケート、台湾人の85%は日本の免税枠拡大を知っている
2015.02.24
出典:やまとごころ.jp
2月18日、東京の日比谷図書文化会館 B1Fにて、JIMC主催の「インバウンド最新情報発表会&懇親会」が開催された。
JIMCとは、日本インバウンド・メディア・コンソーシアムのことで、「att.JAPAN」や「GOOD LUCK TRIP」シリーズなど、外国人向けのフリーペーパーを発行する企業が集まった団体だ。
今回の講演の目玉は、JIMCが独自に台湾人1,007名のディープなアンケート結果だ。
副理事の株式会社ダイヤモンドビッグ社・弓削貴久氏が報告した。
昨年の11月7日~11月10日の4日間、台北で開催されたITF台北国際旅行展で、アンケートを実施された。
彼らが訪日おける情報収集については、
旅行ガイド、旅行サイト 雑誌、ブログなどさまざまなメディアから広く集めていることがわかった。
フリーペーパーについては、72%の利用経験があり、97%がお役立ち度が高いと好意的回答だった。
また、8割が昨年10月にスタートした免税制度の拡大を知っていた。
旅行中の移動は、圧倒的に電車が多く57%だ。一方、路線バスが2位で利用したという結果に。
いかに台湾人が日本を熟知しているかがうかがえる。
日本への旅行で利用する旅行会社ランキングは、意見が分散したが、1位はライオン旅行社が19%、2位は東南旅行社が17%と大手が名をつらねた。
また選んだ理由は、1位が「サービスが良い」と「安い」が同率だった。
お土産は、1位が市販薬となった。面白いところでは「お守り」という回答もあった。
続いてぴあ株式会社の手島樹理事から「台湾人はどのようにして、日本に興味を持ち、日本に来て、何を感じているのか」というテーマで、同じくアンケート結果を発表。
昨年の同ITFでの700名からアンケートにより、
以下4つのポイントを同氏はあげた。
1 日本の伝統文化や四季
2 日本のアニメ・ドラマ
3 日本で流行しているエンタテインメント
4 日本の日常生活
かなり日本の情報については知っていることがわかった。
昨年の訪日数が1位の台湾は、成熟したマーケットとして変化しつつあり、日本のディープな情報も求めているようだ。
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