インバウンドニュース

海外の富裕層は日本への関心が高い!今回のILTMは商談が活発に

2015.03.20

印刷用ページを表示する


出典:やまとごころ.jp

3月16日から3日間の日程で、京都の東山にあるSOUDOHで
ILTM(INTERNATIONAL LUXURY MARKET )が開催され、18日に終了した。

第3回目の今回は、今までとは違うと、これまで2回参加されてきた宿泊施設の担当者。
海外からのバイヤーの熱意を感じた。

主催者の広報担当によると、これまでの2回は、移動費と宿泊費をバイヤー側に事務局負担で招いていた。今回からは、それぞれの事業者が、自己負担によって参加する仕組みにしたのだ。
本来は、この方法が基本だったが、商談会を成功させるために開催当初はバイヤーへのサポートをしていた。
この3回目について、事務局はバイヤーの申し込み状況を危惧していたが、想定以上となり、手応えを感じたという。
富裕層から日本は注目されていることのあらわれだ。
結果を出すためにも熱心な商談会となったのだろう。

バイヤーは海外の富裕層をクライアントに持つ旅行会社30社が来日。
宿泊施設など、サプライヤーが国内30社出展した。

今回は、奈良県のホテルが6つのブースを出展しているのも、これまでと違う。県として富裕層向けに力を入れることになった。カンヌのILTMから出展を始め、日本では初出展。県としては、アクセスの良さや歴史などを紹介し、地元宿泊施設をバックアップ。
まだ敷居が高い富裕層マーケットに対して、このように県が補助するのは助かるという。

高知県や静岡県の観光担当者も視察に来ていて、来年の開催に向けて出展を検討する。
今後、ますます富裕層マーケットが熱くなりそうだ。

 

関連インバウンドニュース