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ビジット・ジャパン・トラベル&MICEマートの商談会が盛況!

2015.09.27

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出典:やまとごころ.jp

今月24日からジャパン・トラベル・ウィークが東京お台場のビッグサイトでスタートした。25日から始まったインバウンドの商談会である「ビジット・ジャパン・トラベル&MICEマート」には、20以上の国・地域から351社の海外バイヤーが参加となり、過去最大級となった。
昨年は、2日間だったところを今年は3日間に長くして、1回の商談の時間にゆとりを持たせた。
海外バイヤーの国別では、中国が最も多く41社、次にインドネシアが30社、タイが26社、マレーシアが25社で、ASEANへの強化が目立った。一方、欧米では、ロシアが25社と飛び抜けて多く、訪日数が伸び悩んでいることへのテコ入れ策となっている。

セラーとして参加されている茨城県観光物産協会では、口コミで人気が高まっているひたち海浜公園を押し出し、これまでは偕楽園が主役だったが、方針を転向したと担当者。合わせて成田空港へのアクセスの良さをセールスポイントにして商談にのぞんだ。

また、ビッグサイトの近隣では、AISO(一般社団法人アジアインバウンド観光振興会)が、25日の商談会の終了時間に合わせて、会員向けの総会が開催され、今回から初めて商談会を実施した。現在は会員が200社を超え、ランドオペレーターの正会員と宿泊施設や商業施設の賛助会員が商談をした。29のブースを設け、熱心に情報交換に励んでいた。
毎回、トラベルマートに合わせて、全国から会員が集まり、交流を暖めてきたが、新しい試みとして商談会を実施。会員企業の担当者は、新しい販路につながると満足のコメント。

ところで、各国のバイヤーは、月曜日から視察旅行の予定が組まれていて、北海道や四国、九州など14のコースに分かれ、日帰りから3泊4日のコースに出発する。

 

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