インバウンドニュース
★行きたい国、日本が1位! –中国都市部居住のミドル・ハイエンド層調査結果
2017.12.14
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2017年8月に3大都市および内陸部都市に居住する20歳~49歳の中国人ミドル・ハイエンド層を対象に、日本をはじめとする各国の製品、海外旅行、越境ECに対する興味関心の度合いについてのアンケートを実施した。
海外旅行に関する調査結果では、76.9%が海外旅行経験ありと回答、うち訪日経験者は61.1%と、今回のアンケートにおける回答対象9か国の中で第一位だった(第二位は韓国で48.8%、第三位は米国で36.7%)
今後行きたい国に関して、「日本」と回答した人が40.2%となり、2013年の調査開始以来、初めて一位になった。これまでの調査では、米国、フランス、イタリアが一位を獲得していた。
また「日本旅行に行きたいか」という質問に対しては、89.9%の人が行きたいと回答し、日本への興味関心の高さが明確にわかる結果となった。
なお、「日本旅行に行きたい」と回答した1088人に対して、日本でしたいことについて聞いたところ、「遊園地・テーマパーク・娯楽施設で遊ぶ」が第一位になった。二位以降には「食事」「買い物」「桜鑑賞」が続いた。
中国といえば買い物というイメージが強い一方で、一定以上の収入があるミドル・ハイエンド層については、買い物以上に、テーマパークや食事への興味が高いことが見てとれる。また、4位には「桜鑑賞」がランクイン、季節限定のイベントへの人気の高さが示された。
さらに、日本旅行に関する情報収集手段としては、「在中国の親族・友人」が61.1%で第一位だった。二位以降には「旅行会社」「在日本の親族・友人」「日本の観光案内所」が続き、知り合いの口コミから情報を得ている人の多さが示される結果となった。
本調査は、北京市、上海市、広東省広州市、湖北省武漢市、重慶市、四川省成都市に居住する20歳~49歳の中国人で、かつ月収5,000元以上のミドル・ハイエンド層1224人に対してインターネットにて実施。
(やまとごころ編集部)
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