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★東京都を訪れた外国人旅行者、4-6月は過去最高の347万人に

2017.12.19

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東京都は11日、平成29年4月から6月までの訪都旅行者数等実態調査の結果を発表した。

調査結果によると、外国人の訪都旅行者数は約347万人(前年同期比5.1%増)と、四半期で過去最高を記録。日本人旅行者数は約1.3億人(同3.4%増)となった。また、平成29年1月から6月の累計では、外国人旅行者数が約670万人(前年同期比3.5%増)、日本人旅行者数は約2.7億人(同1.8%増)と、いずれも半期で過去最高を記録している。

同時に発表された同四半期の観光消費額は、外国人旅行者が約2,785億円と前年同期比7.6%増となった。日本人旅行者に関しては、都内在住者が約4,703億円で1.0%増、道府県在住者が約7,303億円で5.2%増となり、外国人及び日本人の観光消費額合計は約1.5兆円で4.3%増となった。

なお、平成27年の訪都外国人旅行者数の合計は、円安や消費税免税制度の拡充、中国及び東南アジア諸国のビザ発給要件の大幅緩和等の影響を受けて1,189万人と過去最高を記録。平成24年の約556万人から3年で2倍以上となる飛躍的な伸びを見せており、今年はそれをさらに上回る結果が見込まれそうだ。
(やまとごころ編集部)

 

 

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