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★英国&豪州のラグビーファン、7割が日本大会観戦希望

2018.01.04

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今年は4年に一度のサッカーの祭典、2018 FIFAワールドカップが6月にロシアで開催されるが、翌年の2019年9月には日本でラグビーワールドカップが開催される。こちらも4年ごとの開催で、2015年イングランド大会の日本代表の活躍も記憶に新しい。

サッカーもラグビーも代表チームの応援のために、ワールドカップの開催国へファンが旅行を兼ねて訪れるのはよく見られる光景だ。2015年イングランド大会では、国外から40万6000人以上がイングランドを訪れ大きな経済効果をもたらした。

そこで、ラグビーワールドカップ決勝の開催地となる横浜市が、イギリス及びオーストラリア在住の日本への旅行希望者を対象に、調査を実施。その結果、ラグビーへの関心の高い層では、日本大会の観戦希望が7割に上ることがわかった。

調査によると、ラグビーへの興味については、イギリスで「とても興味がある」「興味がある」の合計が33.5%、 オーストラリアでは 23.8%だった。これらラグビーへの関心が高い層に、日本大会の認知度を聞くと、イギリスで 81.6%、オーストラリアで 64.9%が開催を知っていると答え、調査対象者全体でも、イギリスで44.8%、オーストラリアで29.3%の認知度があった。

また、年代別ではイギリス、オーストラリアともに20代がラグビーへの興味が最も高く、年収別ではともに高所得者層で興味が高かった。つまり、ラグビー観戦を兼ねた海外旅行を計画する余裕がある層と言えそうだ。

日本での観戦意向を尋ねたところ、ラグビー高関心層では、「とてもそう思う」「そう思う」の合計が、イギリスで72.1%、オーストラリアで66.2%という高い数字になった。

ラグビーワールドカップ 2019™ 日本での観戦意向スクリーンショット 2017-12-27 22.40.50出典:横浜市記者発表資料

ラグビーワールドカップ2019日本大会は、9月20日から11月2日までのおよそ6週間にわたって、東京、横浜、札幌、釜石など全国12のスタジアムで開催される。欧米豪の旅行者は通常でも日本での滞在日数が長いため、旅程に各地でのラグビー観戦を組み込みやすいと見られている。ラグビーは、ハードな試合をこなした選手の身体を休めさせるため、次の試合まで時間が空いているので、あるイングランドファンはキャンピングカーを借りて日本を回る計画を立てているという。迎える側としても、宿泊、交通、飲食、体験など、大きなビジネスチャンスにつながる可能性を秘めている。
(やまとごころ編集部)

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