インバウンドニュース
★2017年百貨店売上高3年ぶりプラス 免税品売上高2704億円で過去最高
2018.01.24
日本百貨店協会は23日、2017年の全国百貨店売上高を発表した。既存店ベースで前年に比べ0.1%増え5兆9532億円、訪日外国人客の需要増などがけん引し、3年ぶりにプラスとなった。
対象となる全国93店舗の外国人観光客の売上に関して、免税総売上高は対前年比146.3%の2704億円だった。内訳は、一般物品が1600億8000万円、消耗品が1103億円だった。
また同時に発表された12月の外国人観光客売上・来店動向の速報によると、免税購買客数は44%増の40.3万人、一人あたりの購買単価は約69,000円であった。また、12月に外国人観光客に人気があった商品は、1位:化粧品、2位:婦人服飾雑貨、3位:ハイエンドブランド、4位:食品、5位:婦人服の順番となっている。
また、免税手続きカウンターの来店国別は、1位:中国、2位:香港、3位:韓国、4位:台湾、5位:シンガポール、6位:タイ、7位:マレーシアの順番だった。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
-
2025.03.11
2024年の越境ECレポート、日本の売れ筋商品や人気カテゴリが明らかに ーイーベイ・ジャパン
-
2025.03.07
検索ワードから分析、2024年末〜2025年春節の訪日客購買動向。1位となった商品は?
-
2025.03.04
円高が訪日需要に与える影響調査、4人に1人が「旅行をためらう」と回答。消費動向に与える影響は?
-
2025.02.26
免税対応の小売店「2026年免税制度改正」の認知率は約65%。改正に向けた準備状況は?
-
2025.02.21
2024年の日本酒輸出動向、金額2位のアメリカは前年比125.9%増、EUは過去最高を記録。トップの中国は減少
-
2025.02.12
訪日客の購買動向を土産物屋で調査、リピート購入問い合わせ「あり」が8割近く。オンライン購入の整備が課題に
-
2025.02.04
春節期間中の免税店実態調査、6割が売上10%以上増。2026年免税制度改正の認知率は?
-
2024.12.24
越境EC利用者への日本のソフトパワー意識調査、「アニメ・マンガ・ゲーム」の根強い人気が明らかに