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★JNTO、急成長する東南アジア3カ国でのプロモーションを強化

2018.03.16

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3月15日、日本政府観光局(JNTO)は訪日旅行者数で急成長をみせるベトナム、タイ、インドネシアにおいて、一層の増加に向けてプロモーションを強化していく、と発表した。具体的な内容は次の通り。

【ベトナム】現地旅行会社等の表彰を初めて実地
2017年のLCCの新規就航に加え、今年からは福島空港や新千歳空港などの地方チャーター便が就航。よりよい関係構築を狙い、去年の訪日旅行者増加に尽力した現地旅行会社などに対する表彰式を行った。

【タイ】人気旅番組で、鉄道とレンタカーを活用した訪日旅行をプロモーション
日本の二次交通商品である鉄道、レンタカー使用の定着を目的とし、日本の中国、東北地方にタイの大手テレビ局の人気旅番組を招聘した。その番組は、2018年1月にタイの地上波で3週にわたり放映された。

【インドネシア】インスタフォロワー数1700万人超の人気歌手をブランドアンバサダーに起用
2018年に迎えた国交樹立60周年を記念し、歌手で女優のRaisa Andriana(ライサ・アンドリアナ)を観光親善大使に起用。日本の観光地をプロモーションするビデオ撮影および、インスタフォロワー数1700万人超の彼女にSNSを介して日本の魅力を発信してもらう。

インドネシアとベトナムの2017年の訪日観光客数は初の30万人を超え、急成長を見せている。JNTO調査では、「旅行の情報源としてSNSを利用する」と回答した上位5カ国のうち、4カ国が東南アジアとなり、この伸びに大きく貢献していることが明らかになった。利用SNSは1位フェイスブック、2位インスタグラムという結果になった。

(やまとごころ編集部)

詳細:日本政府観光局報道発表

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