インバウンドニュース
★島根で戸建の宿泊施設が誕生 インバウンド需要増で新戦略
2018.05.30
楽天グループの民泊事業者、楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区)と、経営コンサルティング会社ハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区)は29日、島根県松江市で戸建て型の宿泊施設をオープンした。インバウンドの増加による宿泊施設不足が懸念される中、新たな宿泊需要を地域に生み出す考えだ。
ブランド名は「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」。両社の提携による戸建て型宿泊施設の開業は全国で初となる。間取りは3LDK(約70㎡)で、ベッドルーム2室、和室、リビング、キッチン、バスルームなどが完備され、家族や友人と気兼ねなく過ごすことができる。最大5名まで利用でき、価格は1泊20000円(税抜)から。現在は「Booking.com」からの予約が可能だ。また、チェックイン時の本人確認や鍵の管理、宿泊者のサポートはタブレット端末で行われるなど、オーナーにも利用者にも負担が少ない。
第1号店となる同施設は旅館業法における簡易宿所として運営され、ロケーションは松江駅から徒歩圏内とアクセスも良い。「出雲大社」「足立美術館」「松江城」といった豊富な観光資源を誇る島根県で観光需要を取り込む予定だ。
両社は今後も「戸建て型」という従来のホテルにはない魅力を打ち出し、全国的に展開していくという。
(やまとごころ編集部)
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