インバウンドニュース
★観光庁、宿泊施設のWi-Fi整備、HP多言語などインバウンド対応に最大100万円の補助
2018.06.28
2020年に訪日外国人旅行者数4000万人、2030年に6000万人の実現を目指す観光庁は、地域の宿泊事業者が実施するインバウンド対応事業の支援を行う。これは複数の宿泊業者が共同して受入能力及び生産性を向上することにより、宿泊施設の稼働率及び訪日外国人の宿泊者数向上を図る取組みを支援するため、それに要する経費の一部を補助するというもの。今回は5回目の募集となる。
館内共用部のWi-Fiの整備、館内共用部のトイレの洋式化、ホームページの多言語化などのソフト面からの受入環境を整え、訪日外国人旅行者の訪問時・滞在時の利便性向上を図ることを目的としている。
補助対象は、地域の5名以上の宿泊事業者により構成される団体で、団体メンバーの中に観光庁の宿泊施設インバウンド対応支援事業の補助金交付を受けた実績がない宿泊事業者団体となる。団体の協議会が「訪日外国人宿泊者受入体制拡充計画」を策定し国土交通大臣の認定を受けた後、観光庁が経費の3分の1(上限100万円)を支援し、訪日外国人が快適に利用できる宿泊施設の拡大を図る。
公募期間は2018年6月27日〜9月28日。第1次締切は8月10日(9月中句計画認定予定)、第2締切は9月28日(10月中句計画認定予定)となる。両認定分とも認定後は2018年12月中に工事等を完了したうえ、経費支払まで終える必要がある。
詳細はこちら
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.10.10
宿泊業界の「特定技能制度」活用状況を調査。外国人材採用は7割以上、最大の課題は言語の壁
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.08.28
富裕層旅行者のウェルネスへのニーズ調査、8割が日本の「Jウェルネス」へ期待。文化・精神的な体験への興味も
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与