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★2018年10月全国百貨店売上高16%増、1-10月のインバウンド売上2817億円で昨年の2704億円を突破!

2018.11.22

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日本百貨店協会は、11月21日、10月の全国百貨店売上高を発表。売上高総額は約4,717億円、前年同月比で1.6%増と4ヶ月ぶりのブラスとなった。気温の低下による秋冬商品の活発な動きや、各社が開催した物産展等の食品関係催事が盛況だったことが影響したとみられる。

商品別を見ると、食料品が2.5%増となり17ヶ月ぶりに前年をクリアした。ハロウィンなどの人気企画もあったことから、生鮮食品・菓子など食料品の全項目がプラスとなった。おせちやクリスマスケーキなどの予約商品も滑り出しが好調だ。ラグジュラリーブランドが特に好調な身の回り品も、3.9%増で2ヶ月ぶりのプラス。雑貨も、特に高級腕時計などの高額商品が3.3%、化粧品も9.4%と大きな伸びを見せ、全体の伸び(5.5%増)に貢献した。

インバウンドによる売上高は前年同月比6.5%増の約298億円で23ヶ月連続のプラスとなり、過去2番目の記録だった。10月までの累計は2,817億円となり、残り2カ月あるにもかかわらず、すでに前年の年間実績2,704億円を上回った。10月1日からスタートした国慶節期間については、日本行きの航空チケット代金高騰の影響もあり、高額品のまとめ買いを控えている様子が見られた。なお、購買客数は前年同月比118.6%の約46.8万人、一人当たりの購買単価は約6万4,000円で前年同月比89.7%と伸び悩んだ。

外国人観光客に人気のあった商品は、以下の通り。
1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:食品
4位:婦人服飾雑貨
5位:婦人服・洋品

また、免税手続きカウンターの来店国別順位は以下のようになった。
1位:中国本土
2位:韓国
3位:香港
4位:台湾
5位:タイ
6位:シンガポール
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

 

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