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★インバウンド客向け観光列車、震災復興に向けモニター催行。富良野・稚内でクリスマス限定でプレゼントも

2018.12.11

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北海道では、12月24日に富良野〜稚内間で中国や東南アジアからのインバウンド観光客を対象とした観光列車モニターツアーを催行する。今年9月に発生した肝振東部地震による観光客減少を受け、交通・観光の復興活動の一環として実施する。

ツアーには「ノースレインボーエクスプレス」列車を使用し、車内をクリスマス仕様に飾り付け。対象旅客は、インバウンド観光客約100名のほか、被災地の家族約40名、メディア関係者約20名を予定している。早朝、富良野駅を出発し、旭川駅での「復興クリスマストレイン」出発式では知事らによるテープカットなどを行う。車中でのインバウンド客へのミニプレゼントのサービス、駅前でのポケモンのキャラクターイベントや幌延国際交流施設での昼食会、被災地の子ども達との交流会など、イベントも充実させる。厚真町、安平町、むかわ町の被災地の子ども達が参加する予定だ。この他、夕方の稚内駅到着まで雪だるま設置やトナカイの出迎え、キャンドルサービスなどクリスマスらしい企画でムードを盛り上げる。

復興クリスマストレインの停車駅は、富良野、旭川、名寄、美深、音威子府、幌延、豊富、稚内の各駅の予定。富良野駅を7:38に出発し、稚内駅に16:56到着の行程となる。

(やまとごころ編集部)

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