インバウンドニュース
★百貨店大手5社、8月売上高は全社前年超え。免税売上高は3社で5〜8割増と大幅に伸長
2017.09.07
9月1日、百貨店大手5社が2017年8月の売上速報を発表し、全社が前年実績を上回った。
大手5社のうち、最も高い伸び率を見せたのは阪急阪神百貨店で、前年同月比5.4%増、インバウンドは化粧品を中心とした消耗品とジュエリーなどが好調で、免税売上高は約8割増となった。
三越伊勢丹は4.9%増と、2ヶ月ぶりにプラス。円高・株安などの影響で前年に大きく実績を落とした基幹店のインバウンド売上が回復し、売上伸長率で前月を超える勢いを示したほか、売上実績でも前々年並みの水準に戻っている。
大丸松坂屋百貨店は3.6%増で、免税売上高は83%増、また、高島屋は4.1%増で、免税売上高は54.7%増。そごう・西武は2.0%増となった。
首都圏では雨の日が多く、最高気温が30度を下回る日が続いたことで、秋物の衣料が好調に動いた。
また、株高を背景に、ジュエリーや時計といった高額品の売り上げが堅調に推移。インバウンドでは阪急百貨店、大丸松坂屋百貨店、高島屋の免税売上高が5割から8割増と、大幅に伸長している。
(やまとごころ編集部)
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