インバウンドニュース

★昇龍道プロジェクト、タイで認知度向上目指す

2017.09.07

印刷用ページを表示する


中部や北陸への訪日外国人客の誘致を目指す官民組織「昇龍道プロジェクト推進協議会」が、9月5日からタイに使節団を派遣した。

タイからの訪日客は2014年の約66万人から、2016年には90万人を超えるなど、年々増えてはいるが、「昇龍道」の認知はまだ十分といえない。今回はタイの旅行会社などへ「昇龍道」の魅力を発信するとともに、旅行会社にツアー造成を働きかける

訪日観光客にとっての定番観光ルートといえば、東京から箱根、富士山、名古屋を経由して大阪までのゴールデンルートがあるが、昇龍道ルートとは、中部北陸9県(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、福井県、 石川県、富山県、長野県、滋賀県)のエリアをカバーしたもの。能登半島を龍の頭に、三重県を龍の尾に見立て、龍の体が中部9県をくまなくカバーしながら天に昇っていくイメージに重ね合わせた。

昇龍道プロジェクト推進協議会は5年前に、上記9県の自治体、観光関係団体、観光事業者等が協働して中部北陸圏の知名度向上を図り、主に中華圏からインバウンドを推進するため立ち上げられた。

(やまとごころ編集部)

 

関連インバウンドニュース